1989年2月15日(水)晴れ
今日は私の歴史に残る一日だった。PM3:05に市民駅前広場に着いて、ポートピアホテルのロビーで待ってた。遠くにWarrenが居て、ボーッとしてるとフードを頭からすっぽりかぶったSimonが現れた。声にならない声で『サイモン!』と駆け寄ると、Simonは側の女の子に何やら話し、外へジョギングに出かけた。ピンク色のパーカーと黒のぴったりパンツ。すごく大きく感じた。夕方、神戸ワールド記念ホールへ向かった。やっぱし女の子が多いけど、カップルやおじさん、おばさんも混ざってた。ドキドキしながら開演を待った。PM7:20
START。オープニングは♪Big THing。『すごい』の一言。さすが最前列ど真ん中。めちゃくちゃ良く見えた。Johnはよく笑ってた。笑うって言うより微笑むって感じ。黒いぴたパンツに黒いジャケット。目の下にグリーンのライン引いて左右に体揺らしながらベースを弾く。すっげぇかわいい。Simonはよく動いてた。Nickは相変わらずいつもの笑顔。左から右へ音が稲妻みたいに突き抜けて、ドラムとベースの音が心臓にびんびん響いてなんか、すごく気持ち良かった。♪Rioや♪Planet
Earth、♪Girls On Filmなんかの昔の曲もやってくれて嬉しかった。バックコーラスのお姉さんの真似して踊ってた。コンサート後、ローソンから帰ってくると2階のエスカレーターのところにJohnが居た。白いブルーの水玉(実は薔薇だった)模様のまるでパジャマみたいなのを着てエスカレーターんとこで外人のおじさんと抱き合ってた。ファンが集まってきたのでJohnは逃げ出した。一回振り返ってびっくりした顔で走り出した。でも嬉しそうやった。側にはパンチパーマの、「東京パンチ」と名付けたセキュリティーのおっさんが居て怒鳴ってた。エレベーター前で止められたが、そこから『ぢょ〜ん』と叫びつつ手を振った。Johnはこっちを向いて手を振ってくれた。あれは絶対私に振ってくれたに違いない(ファンは皆そう思うのだ)、うん。側にレネエ(当時のJohnの彼女)も居て楽しそうに笑ってた。John,Simon,Nickを目の前にして夢をみてるみたいやわ |